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《レイ・ロビンス(1991) イッツ・オンリー・ラブ》
苦労して、苦労して、探し当てた曲。と言っても、私は依頼の労を惜しまなかっただけで、実際探し当てたのは、もと早稲田予備校生で早大出身の林大介くん(旧姓野中くん)だ。シンディ・ローパ主演の映画『マイアミ・ムーン』の後半に一瞬(30秒ほど)流れたサウンドトラックだ。私の好むシンディ・ローパが出演しているからという理由だけで観た映画で、映画そのものは三流のサスペンスだが、この曲だけは胸をえぐるメロディだった。
細かい字のエンディングロールを何度も止めて歌のタイトルと歌手名は確かめた。しかし、映画の中で流れた曲が途中で切れていたせいもあってか、どう手を尽くして調べても発売元がわからず入手は不可能だった。
十年以上経って、林くんからレイ・ロビンスのCDが届き、そこに待望の一曲が入っていた。どうやって探し当て、どうやって入手したかはメモに残されていなかったので不明である。ただひたすら感謝した。
それから二十年経って、ここに紹介することになった。えも言われぬバラードの名曲である。ご堪能あれ。