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《堺正章(1973) 街の灯り》




 阿久悠の作詞中、最高傑作。愛が心の結晶物であることを痛切に教えてくれる一連の言葉。オチャラケた堺正章のガラ声に、浜圭介が忘れがたい哀切なメロディをプレゼントした。堺正章は、二人の男によって人格の印象まで変えられ、歌手として永遠の命をもらった。
 いろいろな歌手がカバーしている。だれが歌っても名曲と思わせるが、堺正章の初録のガラ声には敵わない。彼でも歌い直しやライブはだめ。